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令和 4年第 4回定例会( 9月)−08月31日-目次
令和 4年第 4回定例会( 9月)−08月31日-01号

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  1. 掛川市議会 2022-08-31
    令和 4年第 4回定例会( 9月)−08月31日-01号


    取得元: 掛川市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    令和 4年第 4回定例会( 9月)−08月31日-01号令和 4年第 4回定例会( 9月)              令和4年第4回(9月)            掛川市議会定例会会議録(第1号) 〇議事日程      令和4年8月31日(水) 午前9時30分 開会  日程第1    会議録署名議員の指名  日程第2    会期の決定  日程第3    認 第 1号  令和3年度掛川市一般会計歳入歳出決算の認定について
       認 第 2号  令和3年度掛川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 3号  令和3年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 4号  令和3年度掛川市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 5号  令和3年度掛川市公共用地取得特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 6号  令和3年度掛川駅周辺施設管理特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 7号  令和3年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 8号  令和3年度上西郷財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第 9号  令和3年度桜木財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第10号  令和3年度東山財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第11号  令和3年度佐束財産特別会計歳入歳出決算の認定について    認 第12号  令和3年度掛川市水道事業会計決算の認定について    認 第13号  令和3年度掛川市簡易水道事業会計決算の認定について    認 第14号  令和3年度掛川市公共下水事業会計決算の認定について    認 第15号  令和3年度掛川市農業集落排水事業会計決算の認定について    認 第16号  令和3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計決算の認定について               (監査委員審査説明)  日程第4    議案第105号  千浜地区盛土2工区工事請負契約の締結について 日程第5    議案第 99号  令和4年度掛川市一般会計補正予算(第5号)について    議案第100号  令和4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第101号  令和4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第102号  令和4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第1号)について    議案第103号  令和4年度掛川市公共下水道事業会計補正予算(第1号)について    議案第104号  掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について    議案第106号  字の区域の変更について(高御所地区)    議案第107号  議決事項の変更について(市有地の処分について)    議案第108号  令和3年度掛川市水道事業会計剰余金の処分について    議案第109号  令和3年度掛川市公共下水道事業会計剰余金の処分について    議案第110号  令和3年度掛川市農業集落排水事業会計剰余金の処分について    議案第111号  令和3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計剰余金の処分について 日程第6    議案第105号  千浜地区盛土2工区工事請負契約の締結について                 総  務 委員長 報告 日程第7    報告第 5号  健全化判断比率の報告について    報告第 6号  資金不足比率の報告について 〇本日の会議に付した事件 …………………………………- 議事日程に掲げた事件に同じ 〇出席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇欠席議員 ……………………………………………………………… 議員出席表のとおり 〇地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者 …………… 出席表のとおり 〇職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………… 出席表のとおり                     議 事                 午前9時30分 開会 ○議長(松本均) ただいまの出席議員は21名です。所定の定足数に達しておりますので、これから令和 4年第 4回掛川市議会定例会を開会します。                     開 議 ○議長(松本均) これから、本日の会議を開きます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(松本均) 日程第 1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定に基づき、議長において、 3番、橋本勝弘議員、18番、窪野愛子議員を指名します。 △日程第2 会期の決定 ○議長(松本均) 日程第 2、会期の決定を議題とします。  お諮りします。  本定例会の会期は、本日から 9月30日までの31日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、会期は、本日から 9月30日までの31日間と決定しました。  なお、会期中の会議予定については、お手元に配付しました会期日程表のとおりであります。御承知おき願います。 △日程第3 認第 1号〜認第16号 ○議長(松本均) 日程第 3、認第 1号から認第16号までの16件を一括議題とします。  提出者から、提案理由の説明を求めます。市長、久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) 皆さん、おはようございます。本日もよろしくお願い申し上げます。  それでは、提案理由の説明に入ります前に市議会 9月定例会の開会に際しまして、行政報告を申し上げます。  初めに、新型コロナウイルスの対策について申し上げます。  発熱等の症状のある方や濃厚接触者向け抗原検査キット配布につきましては、お盆期間中の移動や学校等の夏休み明けで接触が増えたことによる感染増加を見据えて、 8月22日から 9月 2日までの間、中部ふくしあ駐車場を利用してドライブスルー方式で配布を行っております。対象者は基礎疾患等のない18歳以上40歳未満の方のうち、陽性が判明したときにオンラインで届出ができる市内居住の方で、陽性判定の場合には御本人が静岡県の自己検査療養受付センターに届出を行い、健康観察等が開始されます。配布につきましては、 1日最大 150キットとしておりまして、開始から 8月29日までの 6日間で合計 331キットを配布いたしました。その中で一番多かった日は 8月22日の 108キットとなっております。今後も配布事業を継続実施できるように対応を検討してまいります。  次に、ワクチンの接種につきましては、副反応を理由に接種を迷う12歳以上の若い世代の接種を促進するため、副反応が比較的少ないとされているノババックスワクチンを使用した接種日を土曜日や夜間に設けるとともに、 5歳から11歳対象の小児ワクチン接種日を夏休み中の夜間に設け、接種を推進いたしました。さらに、 3回目が未接種の方には、勧奨はがきを送付するなど、一人でも多くの市民に接種していただけるよう努めております。   4回目接種につきましては、対象となる方に順次接種券を発送しております。集団接種は 7月23日から開始しており、60歳以上の方の 8月29日現在での接種率は62.1%となっております。  現在、オミクロン株の蔓延による第 7波の感染者数が高止まりの傾向にあります。国はオミクロン株に対応したワクチン追加接種については、初回接種を完了した全ての人を対象に進めるとしています。国の具体的な方針はまだ示されていませんが、掛川市といたしましては、10月半ば以降に実施することを想定し、準備を進めるとともに、今後も市民が安心で安全に接種ができるよう、体制の整備に努めてまいります。  次に、新たな廃棄物処理施設整備方針について申し上げます。  環境資源ギャラリーに代わる新たな廃棄物処理施設の整備については、検討委員会から提言書を提出いただきました。この提言書と地元住民の皆様の御意見を最大限尊重し、 6項目の整備方針をまとめ、先日の市議会全員協議会において御説明をさせていただきました。  今後、 9月21日に開催予定の掛川市・菊川市衛生施設組合議会全員協議会で説明した後に最終的な方針決定をしていきたいと考えており、掛川市・菊川市にとって最も安全安心で安定的な施設を一日でも早く稼働させることができるよう、全力で取り組んでまいります。  次に、東京女子医科大学掛川キャンパスについて申し上げます。  昨年、東京女子医科大学から事業の継続は困難であるとして、掛川キャンパス閉鎖に伴う土地の返還等を含めて協議の申入れをいただいたところです。その後、大学からキャンパス内の建物を掛川市で利活用できないかとの提案をいただき、現地調査や利活用について様々な方法を検討いたしましたが、既に建物が老朽化している部分も多く、多額の改修費が見込まれることやランニングコストも大きな負担となることから、利活用は困難との判断となりました。このため建物等の解体と土地の返還について協議を進めてまいりましたが、大学側で建物等の構造物を取り壊した後に掛川市に土地を返還いただくこととなりました。  解体工事につきましては、既に 8月 2日から開始されておりますが、その工期につきましては、来年10月までを予定しているとのことであります。  掛川市にキャンパスはなくなりましたが、今後も高度教育機関として多くの知見を基に健康や医療等に関する講師の派遣や掛川市をフィールドとした健康や看護等に関する研究、看護学部の地域枠、吉岡彌生記念館などの連携事業は大学の協力をいただきながら継続して実施してまいります。  次に、上西郷地区整備推進事業について申し上げます。  長年実現できなかったこの事業でありますが、昨年実施した公募型プロポーザル事業協力者に決定いたしました株式会社日本エスコンと 6月に業務代行請負契約を締結し、現在造成工事に向けた準備を進めております。10月より本格的に工事に着手する予定となっております。  造成工事は、大手ゼネコン清水建設株式会社が施工いたします。豊富な経験と最新技術を生かし、安全かつ高品質な造成事業を期待しているところであります。
     今後は、株式会社日本エスコンから提案のありました工事計画を基に各種許認可等の変更手続を行い、令和 8年 3月の完成を目指し、進めてまいります。  なお、進出企業の誘致につきましては、民間の企業誘致のノウハウを最大限発揮していただきまして、掛川市のさらなる発展に寄与するような優良な企業を誘致できるよう、官民が連携して進めてまいります。  次に、掛川城天守閣修復景観整備工事について申し上げます。  工事の進捗については、 9月初旬に仮設足場等の設置を終え、その後漆喰壁や高欄、廻縁の損傷状態の点検作業を行い、修復作業に着手してまいります。工事の完成については、来年の 1月末を予定しているところであります。  11月には天守閣の現場見学会やプロジェクションマッピングの投影、掛川城御殿オプショナルツアーの開催など工事期間中、お客様に楽しんでいただけるような企画を計画しております。  次に、学校再編計画の策定に向けた市民意見交換会について申し上げます。   7月25日の東中学校区からスタートした意見交換会は、これまでに 7つの会場で開催されたところであります。市議会の皆様におかれましても、意見交換会を熱心に傍聴していただいていることに感謝申し上げます。  これまでの意見交換会の様子を簡単に振り返ってみますと、ワークショップ形式で実施していることで、年代や性別問わず、多くの参加者の皆様の声を直接お聞きすることができて非常に有意義な場になっていると感じています。いただいた御意見は、再編の必要性を問うもの、再編後の通学に対する不安、子育て支援人口増加施策に対する要望等でありまして、再編を地域の喫緊の課題として捉えている地域と現時点でその必要性を余り感じていない地域など地域によって捉え方もそれぞれ異なっていることを感じました。  今後市民の皆様に掛川市と一緒に検討を進めていただくためには、再編に関する理解を深めることが必要であります。意見交換会の終了以降も計画案の検討と並行して、市民への情報提供と対話の機会を設けてまいりたいと考えております。  次に、高校生ドローン防災航空隊について申し上げます。  今年度新たに未来チャレンジ枠事業として予算化した15の事業の一つであります高校生ドローン防災航空隊については、市内の 4つの高校から 8名のドローン操縦士を募集し、各学校で選考及び推薦をしていだたきました。 8名の高校生は、今月から原泉のさくら咲く学校で座学や操縦訓練を行っておりまして、順調に知識と操縦技術を身につけているところであります。  今後は、国土交通省へのドローンの飛行許可申請が可能となる10時間以上の飛行経験を積んだ上で、12月の地域防災訓練でドローン飛行のお披露目を実施する予定であります。  今後災害時には被災箇所の撮影、また平時には土砂災害警戒区域の撮影を行うなどドローンを活用した防災力の向上に寄与していただきます。  次に、自動運転実証実験について申し上げます。  皆様の御協力をいただきながら 8月 1日から 7日までの間、掛川駅から掛川城の区間においての自動運転車両実証実験を行うことができました。実証実験には、合計 270人の方に御乗車いただき、路上駐車や自転車、歩行者がいる中ではありましたが、技術的には問題なく運行できることを検証することができました。  最大時速が時速19キロというゆっくりとしたスピードで走る車両のため、後続の方には御迷惑をおかけしましたが、そのまま後ろについて走行していただいた方やゆっくり追い越していただいた方がほとんどでありました。御協力をいただきまして本当にありがとうございました。  また、乗車体験をされた方からもおおむねこの技術の実装を期待する声が聞かれました。今後新たな移動手段としてさらなる検証を進めてまいります。  なお、次回の実証実験は、顔認証技術等のさらなる技術を投入し、12月の実施を予定しております。  最後に掛川市DX推進計画の策定について申し上げます。  20年後の掛川市を見据え、デジタル技術の急速な発展と多様な社会需要に対応するため、「掛川市DX推進計画(案)」を取りまとめ、先日の市議会全員協議会において御説明をさせていただきました。この計画では、「誰一人取り残されない、人に優しいデジタル化」を推進するとともに、デジタル化により質の高い市民生活や包摂的な社会を実現するという内容といたしました。現在ホームページや市役所、図書館等でパブリック・コメントを実施しており、10月頃の策定を予定しているところでございます。  以上、行政報告とさせていただきます。  それでは、続きまして提案理由の説明を申し上げます。  ただいま上程されました認第 1号から認第11号までの令和 3年度掛川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について及び認第12号から認第16号までの令和 3年度掛川市公営企業会計決算の認定について、一括して御説明申し上げます。  最初に、認第 1号は、令和 3年度掛川市一般会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものであります。  令和 3年度掛川市一般・特別・企業会計決算書の 7ページを御覧ください。  決算説明の前に令和 3年度予算編成の状況について申し上げます。  令和 3年度当初予算は、第 2次掛川市総合計画ポストコロナ編の 7つの戦略に沿うことを基本方針とし、コロナショックをよりよいまちづくりのチャンスと捉え、未来に羽ばたく力を蓄積するとの考えに基づき、未来への飛翔力を育むための予算と位置づけ、年間予算を編成いたしました。  当初予算の規模は 484億 8,000万円で、その後令和 2年度と同じく14回の補正予算を編成し、最終的な予算規模は 563億 4,086万 5,000円となりました。   8ページをお願いいたします。  予算の執行状況につきましては、歳入決算額が 560億 9,071万円、歳出決算額が 537億 6,763万円で、歳入歳出差引23億 2,308万円となりました。そのうち繰越事業に要する財源である翌年度へ繰り越すべき財源 9,337万円を除く実質収支は22億 2,971万円となりました。  次に、29ページを御覧ください。  次に、認第 2号は、令和 3年度掛川市国民健康保険特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  令和 3年度の決算状況は、歳入が 120億 1,780万円、歳出が 118億 2,862万円で、歳入歳出差引 1億 8,918万円となりました。  続きまして、30ページを御覧ください。  次に、認第 3号は、令和 3年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものであります。  令和 3年度の決算状況は、歳入が13億 2,699万円、歳出が13億 2,264万円で、歳入歳出差引が 435万円となりました。  次に、認第 4号は、令和 3年度掛川市介護保険特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  令和 3年度の決算状況は、歳入が 101億 1,381万円、歳出が98億 3,451万円で、歳入歳出の差引が 2億 7,930万円となりました。  次に、31ページを御覧ください。  次に、認第 5号は、令和 3年度掛川市公共用地取得特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  令和 3年度の決算状況は、歳入が 5億 3,840万円、歳出が 1,178万円で、歳入歳出の差引が 5億 2,662万円となりました。  次に、認第 6号は、令和 3年度掛川駅周辺施設管理特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  令和 3年度の決算状況は、歳入歳出とも 6,676万円となりました。  次に、認第 7号は、令和 3年度大坂・土方工業用地整備事業特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  令和 3年度の決算状況は、歳入歳出とも13億81万円となりました。  次に、認第 8号から認第11号までは、上西郷、桜木、東山、佐束の 4財産区の令和 3年度特別会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  認第 8号、上西郷財産区の決算状況は、歳入が 382万円、歳出が52万円で、歳入歳出差引が 330万円となりました。  32ページを御覧ください。  認第 9号、桜木財産区の決算状況は、歳入 7万円、歳出 3万円で、歳入歳出差引が 4万円となりました。  認第10号、東山財産区の決算状況は、歳入が 516万円、歳出が 178万円で、歳入歳出差引が 338万円となりました。  認第11号、佐束財産区の決算状況は、歳入が 1,158万円、歳出が 756万円で、歳入歳出差引が 402万円となりました。  次に、 703ページを御覧ください。  次に、認第12号は、令和 3年度掛川市水道事業会計決算について、議会の認定を求めるものでございます。  経営状況は、水道事業収益が29億 2,678万円となり、一方、水道事業費用は26億 3,984万円となりました。収益的収支差引では、当年度純利益は 2億 8,694万円となり、前年度に比べ 214万円の減額となりました。  建設改良事業については、生活基盤施設耐震化等交付金を活用し、12億 8,058万円を投じて基幹管路の耐震化を進めるとともに、一般配水管改良事業として老朽管の布設替工事を行いました。また、貴重な自己水源である原里配水池改修工事が完了し、現在は一体として運用する原里浄水場改修工事を進め、安定給水に向けた体制の強化を図っております。  次に、 743ページを御覧ください。  次に、認第13号は、令和 3年度掛川市簡易水道事業会計決算について、議会の認定を求めるものでございます。  経営状況は、水道事業収益が 1,693万円となり、一方、水道事業費用は 1,830万円となりました。収益的収支差引では、当年度純損失が 137万円となり、前年度に比べ26万円の増額となりました。  建設改良事業については 1,884万円を投じて、萩間橋架け替えに伴う配水管布設替工事を行うとともに、松葉簡易水道において予備水源改修工事を行い、安定給水の維持を図ったところであります。  次に、 767ページを御覧ください。  次に、認第14号は、令和 3年度掛川市公共下水道事業会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  経営状況は、下水道事業収益は21億 958万円となり、前年度比で 3億 4,632万円の減少となりました。一方、下水道事業費用は18億 4,659万円で、前年度比 7,512万円の減となりました。収益的収支差引では、当年度純利益は 2億 6,299万円となりました。  建設改良事業については、社会資本整備総合交付金を活用し、 7億 1,234万円を投じて管渠築造工事北部中継ポンプ場建設農業集落排水事業海戸地区及びコミュニティプラント旭ヶ丘地区公共下水道区域への編入工事を進めるとともに、ストックマネジメント事業による大東、大須賀浄化センターの機械・電気設備等を改築更新するための工事委託を行いました。  次に、 807ページを御覧ください。  次に、認第15号は、令和 3年度掛川市農業集落排水事業会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  経営状況は、下水道事業収益は 3億 3,655万円で、前年度比 6,571万円の減となりました。一方、下水道事業費用は 3億 1,920万円で、前年度比 974万円の減となりました。収益的収支差引では、当年度純利益は 1,003万円となりました。   837ページを御覧ください。  次に、認第16号は、令和 3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計歳入歳出決算について、議会の認定を求めるものでございます。  経営状況は、下水道事業収益が 2億 486万円で、前年度比 326万円の増となりました。一方、下水道事業費用は 1億 9,898万円で、前年度比 188万円の増となりました。収益的収支差引では、当年度純利益は 582万円となりました。  以上、16件について一括して御説明申し上げましたが、令和 3年度掛川市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の状況については、会計管理者が引き続き説明いたしますので、決算附属書類決算説明書等を審査の参考にしていただいた上で御審議をいただき、認定くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上であります。 ○議長(松本均) 次に、会計管理者の説明を求めます。  村木会計管理者。                〔村木俊昭会計管理者 登壇〕 ◎会計管理者村木俊昭) それでは、令和 3年度各種会計決算の状況につきまして、会計管理者説明資料に基づき説明申し上げます。  説明資料の 2ページを御覧ください。  最初に、 1の決算の概要について説明いたします。  まず歳入状況について、表の会計区分の最上段に記載しました一般会計収入済額は 560億 9,071万 302円であります。  特別会計全体の収入済額は、小計欄に記載のとおり 253億 8,520万 1,723円で、一般会計特別会計収入済額の合計は、表の最下段に記載のとおり 814億 7,591万 2,025円、予算比97.7%となりました。  次に、歳出の状況について、一般会計の支出済額は 537億 6,763万 2,341円となりました。  特別会計の支出済額は 243億 7,500万 7,017円で、一般会計特別会計の支出済額の合計は、最下段に記載のとおり 781億 4,263万 9,358円で、執行率は93.7%となり、一般・特別会計歳入歳出差引残高合計は33億 3,327万 2,667円となりました。  以上が決算の概要であります。  次に、 3ページを御覧ください。  繰越金の関係であります。  一般会計における歳入歳出の差引残高は23億 2,307万 7,961円となりました。このうち下記記載の事業繰越財源として 9,337万 1,000円が繰り越されますので、翌年度への繰越額は22億 2,970万 6,961円となります。  次に、 4ページを御覧ください。  この表は、地方自治法第 235条第 2項の規定に基づく公金の収納及び支払事務を行う金融機関の指定状況を記載したものであります。  次に、 5ページを御覧ください。  資金の管理状況であります。  この表は、各種会計ごとの月別の収支及び月末の残高状況を示したものであります。  次に、 6ページを御覧ください。  資金の運用状況であります。  左上の表、令和 3年度受取利息及び支払利息の状況を御覧ください。  年度当初の資金不足時には、金融機関より一時借入れを行い、支払利子が62万 469円で、13万 1,092円の預金利息を収入し、右上の表、過去 5年間資金運用益の推移の令和 3年度の欄のとおり、差引の運用益はマイナス48万 9,377円となりました。  また、左下の表、基金の運用状況は、基金の運用として定期預金と国債により運用し、 2,152万 4,079円の利息を収入しました。  次の 7ページには、最近の市場金利の動向を掲載したものであります。  最後に、 8ページを御覧ください。  基金の状況であります。  この表は、市が保有する31の基金と財産区が保有する 3つの基金の令和 3年度の受払いの状況を示したものであります。  本表の最下段の合計欄を御覧ください。
     年度当初言い換えますと、会計決算後の基金現在額は、財産区を含め 107億 4,684万 2,204円、年度中の市の受入額の合計は27億 8,919万 9,375円、払出額の合計は 6億 8,466万 8,438円となり、この結果、年度末における合計は 106億 6,975万 5,792円となりました。  以上で資料の説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  本決算について、監査委員から決算審査の意見書が提出されております。この際、審査につきまして監査委員の説明を求めます。  まず、一般会計決算及び特別会計決算について、山下監査委員、御登壇ください。                〔山下一夫監査委員 登壇〕 ◎監査委員(山下一夫) 令和 3年度掛川市各種会計歳入歳出決算等について、審査意見を申し上げます。  お配りした令和 3年度掛川市一般・特別・企業会計歳入歳出決算及び基金運用状況審査意見書の 7ページをお開きください。  令和 3年度掛川市各種会計歳入歳出決算及び基金の運用状況については、地方自治法第 233条第 2項及び第 241条第 5項並びに地方公営企業法第30条第 2項の規定に基づき、市長から提出された各種会計歳入歳出決算書、各基金の運用状況を示す書類等について、計数の確認を行うとともに、財政状況、予算の執行状況及び各基金の運用状況について、各課から資料の提出を求めた上で、関係職員から説明を聴取して審査いたしました。  審査の結果は、第 4、審査の結果に記載のとおりであります。  なお、公営企業会計につきましては、後ほど山本監査委員が審査意見を申し上げますので、私からは一般会計及び特別会計決算について審査意見を申し上げます。   8ページをお開きください。  最初に、一般会計の決算の概要について申し上げます。  令和 3年度は、新たなリーダーの下、「未来の飛翔力を育むための予算」に基づき、ポストコロナ社会に向けた様々な施策を実施する一方で、ワクチン接種事業や子育て世帯等に対する臨時特別給付金など感染症対策関連事業の対応に追われ、前年度と同様にコロナ禍の影響を大きく受ける決算となりました。  歳入総額は、前年度から12.5%の減少の 560億 9,071万円となりました。これは特別定額給付金給付事業費補助金など国庫支出金の減少、財政調整基金繰入金の皆減等によるものです。市税収入は、評価替えやコロナ禍に伴う中小事業者等の事業用家屋等の軽減措置により固定資産税が大幅に減少するなど前年度から 1.4%減少しました。  歳出総額は、前年度から13.7%減少し 537億 6,763万円となりました。これは特別定額給付金の皆減等により補助費等が 120億 4,494万円減少したことや、よこすかぬく森こども園施設整備事業の完了等により普通建設事業費が13億 1,711万円減少したことなどによるものです。  以上の結果、実質収支は22億 2,971万円の黒字、単年度収支は 6億 4,662万円の黒字、実質単年度収支は14億 1,324万円の黒字決算となりました。  次に、特別会計は、10会計の総額で歳入が前年度から 6.9%増加の 253億 8,520万円、歳出が前年度から 6.5%増加の 243億 7,501万円となりました。  実質収支は、全体で10億 1,019万円の黒字、実質収支から前年度繰越金を除いた単年度収支は 1億 6,300万円の黒字決算となりました。  以上が一般会計及び特別会計の決算の概要であります。  次に、意見を申し上げます。   9ページを御覧ください。  経常収支比率は、前年度から 8.4ポイント減少の80.1%となりました。適正水準の範囲内といえますが、主な要因は、普通地方交付税の追加交付等であり、次年度以降は見込めないこと、また今後少子高齢化に伴う扶助費の増大等で財政構造の硬直化も懸念されますので、さらなる経常的経費の抑制に努めていただきたいと思います。  実質公債費比率は、前年度から 0.3ポイント減少し、 7.7%となりました。起債の抑制や地方交付税措置の地方債の活用等により、この数年間は減少傾向にありますので、引き続き健全財政に努めていただきたいと思います。  本市では、債権管理条例に基づき、市税の収入率向上に向けて徴収体制の強化を図るとともに、税外債権と一体的に過年度収入未済額の削減に取り組んできました。その結果、市税は前年度から45.6%、税外債権は18%減少しました。  納税課をはじめ債権管理部門の職員皆様方の努力により着実に成果が上がっておりますので、引き続き計画的な過年度分収入未済額の削減と新たな収入未済額の抑制に努めていただきたいと思います。  ふるさと応援寄附金は、前年度から 4,504万円増加し、堅調な伸びを見せております。本市にとって貴重な財源ですので、さらなる財源確保に努めていただきたいと思います。   2月補正予算で電気料を 4,500万円増額しました。これは原油や液化天然ガスの価格高騰に伴うかけがわ報徳パワー株式会社の電気料引上げが主な原因です。その妥当性が問われるわけでございますが、ひっきょうするに急激な電気料の高騰は国際情勢に起因する不測の事態であり、契約の時点でこのような状況を予見し、結果を回避することは極めて困難であったものと推察いたします。  担当課の説明によれば、令和 4年度からは一部の施設について契約先を見直したということですので、引き続き電気料の推移を注視しつつ、経済性、有効性にのっとった電力の調達に努めていただきたいと思います。  報徳パワーについては、昨今の電気料高騰を受け、令和 4年度から電気の調達先を一部固定価格電源に切り替えるなど、改善策を講じていると担当課から説明がありました。電気市場価格の大幅な引下げは、今後しばらくは期待できないことから、電気の調達先を慎重に見極め、より安価な電気料の設定に努め、安定的かつ持続的な電力供給に向け、自社電源の確保等に取り組んでいただきたいと思います。  報徳パワーは、電力の地産地消と脱炭素社会実現という政策目的の下で設立した地域新電力会社であり、その社会的意義は極めて大きいものと考えております。同社による自助努力はもとより、本市としても筆頭株主として積極的に指導監督に当たっていただきたいと思います。また、報徳パワーに対する支援と併せて、同社の存在を市民に幅広く浸透させ、その政策意義についてさらなる啓発に努めていただきたいと思います。   1枚おめくりいただいて、10ページをお開きください。  一般会計の最後は、法令遵守の徹底についてです。  本市では、令和元年度の不適切な事務処理事案を機に、適正化委員会を設置し、全庁体制で再発防止に取り組んでいましたが、残念ながら継続的な取組には至っておりません。職員に法令遵守の意識を根づかせ、不適切な行為や事務を根絶するためには、法令に基づき制度化された恒常的な取組が肝要でありますので、内部統制制度の導入も視野に入れた体制整備に取り組んでいただきたいと思います。  国民健康保険特別会計は、財源不足額を一般会計からの繰入れで補填する状況が続いております。収入率は前年度を上回り未納額も減少していますが、医療費の増大や被保険者数の減少等で、一人当たりの費用額が増加傾向にありますので、引き続き収入率向上を徹底するとともに、健康意識向上や予防事業の充実を図り、医療費抑制に努めていただきたいと思います。  また、制度の安定化に向け、抜本的な税率改正も視野に入れ、財政基盤の強化に取り組んでいただきたいと思います。  大坂・土方工業用地整備事業特別会計は、造成工事の進捗率が96.5%に達しました。北側区画は進出企業が決定し、 7月には工場建設工事が完了しました。担当課の説明によれば、南側区画は進出企業の誘致に向けて目下交渉中とのことでした。経済の減速等で厳しい状況下にありますが、地域経済の活性化と雇用創出のため、引き続き交渉に尽力していただきたいと思います。  議会制財産区は、設置条例や特別会計条例など法体系の整備が合併当初からの懸案事項でしたが、担当職員と地元住民の皆様の努力と連携が実を結び、令和 3年 9月と令和 4年 2月の市議会定例会において関係条例が成立しました。県知事との協議や地元説明会等を含め、関係された多くの皆様方による長年の取組を高く評価したいと思います。  最後に、 2年余りに及ぶコロナ禍で減速した経済は、やや回復傾向にあるものの、原油価格や物価の高騰の影響で本市においては引き続き厳しい行財政運営が続くのではないかと懸念いたします。  また、今後は、小・中学校再編計画の策定や新たな廃棄物処理施設の検討など極めて重要な事業が多数控えております。  課題は山積しておりますが、新たな第 2次総合計画の下、ポストコロナ社会を見据えた積極的な施策の展開に期待を寄せるとともに、「希望が見えるまち・誰もが住みたくなるまち掛川」の実現に向け、健全財政の堅持とさらなる市民福祉の向上に取り組まれることを切望して、令和 3年度掛川市一般会計特別会計歳入歳出決算の審査意見といたします。 ○議長(松本均) 次に、公営企業会計決算について、山本監査委員、御登壇ください。                〔山本行男監査委員 登壇〕 ◎監査委員(山本行男) 私からは、公営企業会計決算について、意見を述べさせていただきますので、 113ページをお開きください。   5会計ありますので、会計ごとに決算の総括と主な意見を申し上げます。  水道事業会計の年間総給水量は、前年度から15万 4,702立方メートル減少の 1,465万 3,454立方メートルでした。  給水原価は 160円84銭、供給単価は 175円42銭で、差引14円58銭の黒字となりました。  経常収益は、前年度から 627万 2,000円減少の29億 2,076万円、経常費用は前年度から 349万 6,000円減少の26億 3,445万 9,000円でした。  純利益は 2億 8,694万 3,000円で、前年度に引き続き黒字決算となりました。  経営の健全化を示す経常収益比率は110.87%で健全経営といえますが、営業利益が減少傾向にあります。今後、人口減少等で水の需要の減少が懸念されますので、給水収益の確保を図るとともに、経営の効率化と経費の節減に努めていただきたいと思います。  有収率は、前年度から本年度にかけて市内全域を対象にした漏水調査を実施した結果、前年度から 2.4ポイント上昇して86.9%となりました。水を安定的に供給するため、引き続き計画的に施設の更新等を進め、有収率の向上に努めていただきたいと思います。  水道事業の広域化については、貯蔵品の共同購入や徴収業務の共同委託など広域化に向けた研究を進めていると担当課から説明を受けました。県が来年度策定する水道広域化推進プランも含め、今後の取組を注視していきたいと思います。  次に、 115ページを御覧ください。  簡易水道事業会計の年間総給水量は、前年度から 1,688立方メートル減少の 5万 4,833立方メートルでした。  給水原価は 204円17銭、供給単価は 121円91銭で、差引82円26銭の赤字となりました。  経常収益は 1,675万 5,000円、経常費用は 1,829万 7,000円でした。経常損失は 154万 1,000円、純損失は 136万 7,000円となりました。  簡易水道事業は、給水原価が供給単価を上回る状況が続いており、料金回収率の向上が喫緊の課題といえます。  経常収益は 1,675万 5,000円、経常費用は 1,829万 7,000円でした。経常損失は 154万 1,000円、純損失は 136万 7,000円となりました。  簡易水道事業は、給水原価が供給単価を上回る状況が続いており、料金回収率の向上が喫緊の課題と言えます。経常収支比率は 91.58%で、経常収益が経常費用を賄い切れない状況が続いております。また、管路経年化比率 45.24%に見られるように、施設の老朽化が深刻化しております。今後、管路改修等に伴う営業費用の増大による経常収支の悪化が危惧されることから、さらなる経費節減と施設の長寿命化に取り組むとともに、経常収支の均衡に努めていただきたいとも思います。  次に、公共下水道事業会計の年間総処理水量は 405万 6,955立方メートルで、年間有収水量は、前年度から 2万 6,810立方メートル減少の 397万 4,296立方メートルでございました。  使用料単価は 144円77銭、汚水処理原価は 334円38銭で、 189円61銭の赤字となりました。営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、 9億 9,196万 6,000円でございました。経常利益と純利益は共に 2億 6,298万 6,000円で、未処分利益剰余金は 7億 9,056万 6,000円となりました。経常収支比率は、前年度から 13.56ポイント減少の114.24%で、健全経営の水準とされる 100%を上回っているものの、営業損益では 9億 9,196万円余りの赤字を計上しており、営業収支の均衡が課題と言えます。  営業損益を改善するためには、経費回収率を上げる必要がございます。未接続世帯の接続の促進や未収金の早期回収など、使用料金収入の確保に取り組むとともに、さらなる経費の節減と経営の効率化を図り、経営の基盤の安定化に努めていただきたいと思います。  次に、農業集落排水事業会計の年間総処理水量及び年間有収水量は、前年度から 8,246立方メートル減少の46万 966立方メートルでございました。使用料単価は 139円80銭、汚水処理原価は 486円13銭で、 346円33銭の赤字となりました。営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、 2億 2,239万 5,000円でございました。経常利益は 1,735万 5,000円で、純利益は 1,002万 9,000円、未処分利益剰余金は 8,130万 6,000円となりました。経常収支比率は105.44%で、前年度から 16.85ポイント下がりました。健全経営の水準とされている 100%を上回っているものの、経常利益は 1,735万円余りにとどまり、赤字転落が懸念をされています。  この事業は、経費回収率が 28.76%にとどまり、使用料収入の不足額を一般会計から負担金及び補助金で賄う厳しい状況が続いております。経費回収率の改善に向け、引き続き使用料の徴収率向上など営業収益の確保に取り組むとともに、徹底した経費節減に努めていただきたいと思います。  また、担当課の説明によれば、来年度は海戸処理区域が公共下水道大東処理区域に編入され、土方処理区域も数年以内に編入予定であるということですので、円滑な統合に向け、より一層の計画的かつ効率的な資産管理に努めていただきたいと思います。  最後になります。  浄化槽市町村設置推進事業会計は、管理基数が前年度から 2基減少の 1,756基で、使用料単価は 158円90銭、汚水処理原価は 296円34銭で、 137円44銭の赤字となりました。営業収益から営業費用を差し引いた営業損失は、 9,731万 6,000円でした。経常利益は、 588万 7,000円で、純利益は 581万 9,000円、未処分利益剰余金は 904万円となりました。経常収支比率は102.96%で、外見上は経常収益が経常費用を上回ってはいますが、これは他の下水道事業と同様に、一般会計からの負担金及び補助金によるものなので、健全な事業運営に向け、より一層の努力をしていただきたいと思います。  以上をもちまして、令和 3年度掛川市公営企業会計歳入歳出決算の審査意見といたします。  以上でございます。 ○議長(松本均) 以上で、監査委員の説明は終わりました。  本16件の議案に対する質疑は、 9月14日開催の本会議で行います。 △日程第4 議案第 105号 ○議長(松本均) 日程第 4、議案第 105号を議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第 105号につきまして、御説明申し上げます。  議案第 105号、千浜地区盛土 2工区工事請負契約の締結については、一般競争入札により 2億 1,340万円で、掛川市千浜6141番地、若杉・戸塚特定建設工事共同企業体代表者、株式会社若杉組代表取締役、若杉有城と請負契約を締結するため、地方自治法第96条第 1項第 5号の規定により、議会の議決を求めるものであります。  以上、御説明申し上げましたが、御審議くださるようよろしくお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松本均) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  ただいま議題となっております議案第 105号につきましては、所管の総務委員会に付託します。  この際、しばらく休憩とします。                 午前10時39分 休憩                 午前11時29分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第5 議案第99号〜議案第 104号及び議案第 106号〜議案第 111号 ○議長(松本均) 日程第 5、議案第99号から議案第 104号まで及び議案第 106号から議案第 111号までの12件を一括議題とします。  提出者から提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました議案第99号から議案第 104号まで及び議案第 106号から議案第 111号までの12件につきまして、一括して御説明申し上げます。  最初に、議案第99号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)については、歳入歳出それぞれ10億 8,474万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 533億 3,691万円とするものでございます。  次に、議案第 100号、令和 4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 2億 2,021万 5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 120億 2,935万 4,000円とするものであります。  次に、議案第 101号、令和 4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 335万 3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を14億 4,579万 7,000円とするものであります。  次に、議案第 102号、令和 4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 1号)については、歳入歳出それぞれ 2億 7,928万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を 105億 2,013万 8,000円とするものであります。  議案第 103号、令和 4年度掛川市公共下水道事業会計補正予算(第 1号)については、現在の経済社会情勢の変化に伴い、大東浄化センター電気設備工事及び水処理設備工事における債務負担行為の期間を令和 6年度までそれぞれ延長し、電気設備工事における債務負担行為の限度額を 2億 7,530万円に、水処理設備工事における債務負担行為の限度額を 1億 4,030万円にそれぞれ増額するものでございます。  次に、議案第 104号、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、地方公務員の育児休業等に関する法律等の改正に合わせて、職員の育児休業の取得回数制限を緩和するため、所要の改正を行うものでございます。  次に、議案第 106号、字の区域の変更については、高御所及び領家地区における民間土地利用事業に伴い、字の区域を変更し、住所地番の明確化を図るため、地方自治法第 260条第 1項の規定により、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第 107号、議決事項の変更については、令和 2年 3月 5日、第 1回市議会定例会において議決を得た「大坂・土方工業用地の処分について」における所在地番を掛川市下土方3605番 1外11筆に、面積を 7万7,145.31平方メートルに、売却予定価格を17億 1,230万円にそれぞれ変更するものでございます。  次に、議案第 108号から議案第 111号までは、掛川市水道事業会計、掛川市公共下水道事業会計、掛川市農業集落排水事業会計及び掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計それぞれの令和 3年度における剰余金の処分について、地方公営企業法第32条第 2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。
     議案第 108号、令和 3年度掛川市水道事業会計剰余金の処分については、当該会計決算で生じた未処分利益剰余金のうち、 3億円を資本金に組み入れ、 2億 9,000万円を建設改良積立金に積み立てるものでございます。  議案第 109号、令和 3年度掛川市公共下水道事業会計剰余金の処分については、当該会計決算で生じた未処分利益剰余金のうち、 7億 8,863万 2,591円を資本金へ組み入れ、資本的支出の不足額を補填するため、 2億 8,893万 6,258円を減債積立金へ積み立て、取り崩すものでございます。  議案第 110号、令和 3年度掛川市農業集落排水事業会計剰余金の処分については、当該会計決算で生じた未処分利益剰余金のうち、 8,125万 4,931円を資本金へ組み入れ、資本的支出の不足額を補填するため、 1,029万 3,955円を減債積立金へ積み立て、取り崩すものでございます。  議案第 111号、令和 3年度掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計剰余金の処分については、当該会計決算で生じた未処分利益剰余金のうち、 855万 8,172円を資本金へ組み入れ、資本的支出の不足額を補填するため、 572万 7,617円を減債積立金へ積み立て、取り崩すものでございます。  以上、12件について一括して御説明申し上げましたが、議案第99号から議案第 104号までの 6件については、引き続き担当部長が補足説明いたしますので、御審議くださるようお願い申し上げます。  以上です。 ○議長(松本均) 次に、補足説明を求めます。  まず、議案第99号及び議案第 104号について、大井総務部長。               〔大井敏行理事兼総務部長 登壇〕 ◎理事兼総務部長(大井敏行) 私から、議案第99号及び議案第 104号の 2件について、一括して補足説明をいたします。  初めに、議案第99号、令和 4年度掛川市一般会計補正予算(第 5号)について、補足説明を申し上げます。  議案書の 5ページをお開きください。  第 1条は、歳入歳出予算の補正です。歳入歳出それぞれ10億 8,474万 1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ 533億 3,691万円とするものです。  第 2条は債務負担行為の補正、第 3条は地方債の補正ですが、それぞれ第 2表及び第 3表により説明をさせていただきます。   8ページの第 2表を御覧ください。  今回、 2件の債務負担行為の設定をお願いするものです。   1つ目の市民課窓口業務委託については、現在の契約が令和 5年 3月末で終了することから、令和 5年度からの委託に万全を期すため、本年度の準備期間及び令和 5年度から令和 7年度までの 3年間について、限度額 2億 4,906万 3,000円の追加をお願いするものです。   2つ目の西山口小学童保育所建物リース料については、受入れ児童の増加などに伴い、学童保育所を増設するもので、令和11年度までの期間で債務負担行為を設定するものです。   9ページの第 3表を御覧ください。  地方債の補正は、 1件、 3億 4,860万円の減額です。  臨時財政対策債 3億 4,860万円の減は、普通交付税の算定に合わせて、発行可能額が決定したことにより減額をするものです。  以下、事項別明細書により説明をさせていただきます。  14ページをお願いいたします。  初めに、歳入です。  10款 1項 1目地方特例交付金 217万 6,000円の増は、普通交付税の算定に合わせ、交付額が算出されたことによるものです。  説明欄記載のとおり、減収補填特例交付金の住宅借入金等特別税額控除分 1億 5,217万 6,000円は、所得税から住民税への税源移譲に伴い、いわゆる住宅ローン控除について、所得税で控除しきれない税額を住民税から控除することに伴い、地方公共団体に生じる減収を補填するため交付されるものです。  16ページをお願いいたします。  11款地方交付税 1項 1目 1節普通地方交付税 6億 9,846万 9,000円の増は、交付決定額に合わせ増額するものです。  交付決定額は、説明欄の最下段のとおり、33億 4,346万 9,000円で、前年度に比べ 1億 6,271万 7,000円、 4.6%の減額となりました。  本年度の財政力指数は 0.845で、14年続けて財源不足団体となりました。  18ページをお願いいたします。  15款国庫支出金、 1項 1目民生費国庫負担金 431万 6,000円の増は、令和 3年度の生活保護費の確定に伴う国からの精算金を見込むものです。   2目衛生費国庫負担金 1億 7,487万 3,000円の増は、歳出の新型コロナウイルス対策事業費において、オミクロン株対応ワクチン接種に係る必要な経費を増額することに伴い、事業費の全額が国から負担金及び補助金として交付されるものです。  20ページをお願いします。  下段の 3項 4目教育費委託金 113万 9,000円の追加は、歳出において、幼児教育から学校教育への円滑な移行のため、それぞれのカリキュラムを一体的に捉えた「かけがわ型架け橋カリキュラム」の開発に係る経費を追加することに伴い、事業費の全額が国から委託金として交付されます。  24ページをお願いいたします。  16款県支出金、 2項 4目農林水産業費県補助金 361万 1,000円の増は、歳出において、国が推進する地域ぐるみで有機農業に取り組むモデル的先進地区オーガニックビレッジを目指し、有機農業実施計画の策定に向けた経費等を計上することに伴い、事業費の全額が県から補助されるものでございます。  26ページをお願いします。  19款 1項 1目基金繰入金16億 9,523万 3,000円の減は、繰越金や他の財源が確保できたことにより、財源として予定していた財政調整基金繰入額を減額するものです。  28ページをお願いします。  20款 1項 1目繰越金21億 9,970万 6,000円の増は、説明欄記載のとおり、令和 3年度決算によるものです。  30ページをお願いします。  21款諸収入、 4項 2目民生費雑収入 4,075万 1,000円の増は、令和 3年度における後期高齢者医療広域連合の事務費及び給付費の確定に伴う返還金の追加によるものです。  32ページをお願いします。  22款市債ですが、説明については、第 3表地方債の補正のところで述べましたので、省略をさせていただきます。  以上が歳入です。  34ページをお願いいたします。  ここから歳出になります。  なお、歳入で説明した内容につきましては、説明を省略させていただきます。   2款総務費、 1項34目地区まちづくり協議会支援費 457万 3,000円の増は、複数の箇所で雨漏りが発生している倉真地域生涯学習センターの修繕をするため、修理費を増額するものです。  36目住民自治振興費 4,600万円の増は、各地区から要望のありました道路の舗装修繕や道路にかかる樹木伐採など、緊急修繕要望に対応するため、施設修理費を増額するものです。  36ページをお願いいたします。  ここから 3款民生費ですが、今回の補正では、障がい者サービス給付費等の令和 3年度各種事業費の確定に伴う国、県への精算返還金を、総額で 7億 675万 1,000円追加計上いたしました。民生費及び衛生費の各所に返還金の追加が掲載されておりますが、個々の説明は省略させていただきます。  中段の10目福祉館運営費 521万 3,000円の増は、本年度解体工事を実施する千浜作業所及び跡地活用の調査を進めている浜野作業所について、それぞれPCB等廃棄物処理に係る経費や測量調査委託料を計上するものです。  40ページをお願いいたします。  中段の13目保育サービス推進支援費 1,840万円の増は、私立保育所等において給食材料費の高騰が続く中、保護者負担を増やすことなく、給食の栄養バランスと量を保つため、材料費の高騰分を補助するものです。  少し飛びまして、46ページをお願いいたします。   4款衛生費、 3項 1目ごみ減量対策費 1,527万円の増は、原材料費の高騰や円安によるごみ袋製造単価の高騰に対応するため、購入費用の増額をお願いするものです。  50ページをお願いいたします。   6款農林水産業費、 3項 1目森林機能保全活用費 558万 8,000円の増は、ならここの里の今後の在り方の検討を進める中で、詳細な用地測量が必要であることが判明したため、測量調査委託料を追加するものです。  52ページをお願いいたします。  10款教育費、下段の 5項 8目文化財愛護費のうち、説明欄 1つ目の横須賀城跡管理費 101万 4,000円の増は、 7月の大雨により城跡内にて地滑りが発生したため、復旧工事費を追加するものです。  説明欄 2つ目の横須賀城跡公有化事業費 514万 8,000円の増は、令和 5年度まで10年間を目標に進めてきた公有化事業において、改めて実施した意向調査の結果、新たに公有化の希望者があったため、土地鑑定評価及び建物補償調査委託料を増額するものです。  56ページをお願いいたします。  11款災害復旧費、 1項 1目農業施設災害復旧費 1,750万円の増及び 2目林業施設災害復旧費 1,040万円の増並びに下段の、 2項 1目土木施設災害復旧費 8,800万円の増は、 7月の大雨等により、路肩の崩壊や崩土等の被害を受けたそれぞれの公共施設の復旧費用について追加をするものです。  60ページをお願いいたします。  12款公債費、 1項 1目元金 414万 6,000円の増は、平成23年度に利率見直し方式で借り入れた臨時財政対策債の利率が10年を経過して見直された結果、より低利な利率となり、元利均等償還に占める元金の割合が増加したことによるものです。   2目利子 2,861万円の減は、元金のところで説明しました臨時財政対策債の利率見直し及び令和 3年度借入金額や借入利率が確定したことによる減額です。  以上で議案第99号の説明とさせていただきます。  次に、議案第 104号の条例の一部改正について、補足説明を申し上げます。  議案書の 115ページをお願いいたします。  議案第 104号、掛川市職員の育児休業等に関する条例の一部改正については、昨年 8月10日に行われた人事院勧告に対応して、国家公務員の育児休業等に関する法律及び地方公務員の育児休業等に関する法律等が改正され、これに合わせて、掛川市職員の育児休業を出生後 8週間までの期間で 2回、その後の期間で 2回取得可能とするための整備を行うものです。  第 2条は、会計年度任用職員のうちその子供が 2歳となる日までに取得する育児休業と男性の会計年度任用職員が産後57日までに取得する育児休業の要件を規定するものです。  第 2条の 3は、会計年度任用職員がその子供が 1歳から 1歳 6か月に達するまでの間に取得する育児休業の要件を規定するものです。  第 2条の 4は、会計年度任用職員がその子供が 1歳 6か月から 2歳に達するまでの間に取得する育児休業の要件を規定するものです。  第 3条は、再度の育児休業を取得することができる要件を規定するものでございます。  第 3条の 2は、もともと第 2条の 3として規定されていた内容について整理をしたものでございます。  第 4条は、今回の改正により原則 2回までの育児休業を取得することができるようになることから、育児休業等計画書の仕組みを削除するための規定の整備です。  以上、議案第99号及び議案第 104号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審査くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(松本均) 次に、議案第 100号から議案第 102号までの 3件について、大竹健康福祉部長。               〔大竹紗代子健康福祉部長 登壇〕 ◎健康福祉部長(大竹紗代子) 私からは、議案第 100号から議案第 102号の補足説明をさせていただきます。  最初に、議案第 100号、令和 4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 1号)につきまして、補足説明を申し上げます。  議案書は65ページからとなります。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。  72ページをお願いします。  最初に、歳入ですが、 6款 1項 1目繰越金 1億 6,917万 8,000円の増は、令和 3年度決算によるものです。  74ページをお願いします。   7款 3項 6目雑入 5,103万 7,000円の増は、保険給付費の令和 4年 2月診療、 3月請求分の金額確定に伴う差額分です。  続いて、歳出について説明します。  76ページをお願いします。   3款国民健康保険事業費納付金、 1項 1目一般被保険者医療給付費分71万 6,000円の減、同 2目退職被保険者等医療給付費分 7万 2,000円の減、同 2項 1目一般被保険者後期高齢者支援金等分 1,270万 7,000円の減、ページをおめくりいただき、78ページ、同 2目退職被保険者等後期高齢者支援金等分 5,000円の減、さらに、 3項 1目一般被保険者介護納付金分 1,230万 8,000円の増は、いずれも本年度県に納める納付金額の確定によるものです。  82ページをお願いします。   6款基金積立金、 1項 1目国民健康保険事業基金積立金の 1億 5,711万 8,000円の増は、令和 3年度繰越金から国民健康保険事業費納付金の財源として、基金に積み立てるものです。  84ページをお願いします。   8款諸支出金、 1項 3目償還金 6,428万 9,000円の追加は、令和 3年度の実績報告に伴い、保険給付費等交付金返還金 5,103万 7,000円、保険給付費等交付金の第 3者行為等に係る精算による償還金 1,289万 5,000円、コロナウイルス感染症による災害臨時特例補助金返還金35万 7,000円を精算返還するものです。  以上で、議案第 100号、令和 4年度掛川市国民健康保険特別会計補正予算(第 1号)の補足説明とさせていただきます。  次に、議案第 101号、令和 4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 1号)につきまして、補足説明を申し上げます。  議案書は87ページからとなります。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。
     94ページをお願いします。  最初に、歳入ですが、 4款繰越金、 1項 1目繰越金 335万 3,000円の増は、令和 3年度の決算によるものです。  続いて、歳出について説明します。  96ページをお願いします。   2款 1項 1目後期高齢者医療広域連合納付金 335万 3,000円の増は、令和 3年度の出納整理期間中の保険料等の収納額と同額を、過年度分保険料負担金として静岡県後期高齢者医療広域連合へ納付するものです。  以上で議案第 101号、令和 4年度掛川市後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第 1号)の補足説明とさせていただきます。  次に、議案第 102号、令和 4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 1号)につきまして、補足説明を申し上げます。  議案書は99ページからとなります。  以下、事項別明細書により説明させていただきます。   106ページをお願いします。  最初に、歳入ですが、 8款繰越金、 1項 1目繰越金 2億 7,928万 1,000円の増は、令和 3年度介護保険特別会計の決算により、繰越金を増額するものです。  続いて、歳出について説明します。   108ページをお願いします。   3款基金積立金、 1項 1目給付支払準備基金積立金は、令和 3年度介護給付費等の確定に伴い、 1億 4,576万 3,000円を増額するものです。   110ページをお願いします。   5款諸支出金、 1項 2目給付費精算返還金 1億 2,946万円の増及び 3目地域支援事業費精算返還金 405万 8,000円の増は、令和 3年度事業費等の確定によるものです。  以上で、議案第 102号、令和 4年度掛川市介護保険特別会計補正予算(第 1号)の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 続いて、議案第 103号について、塚本上下水道部長。               〔塚本明宏上下水道部長 登壇〕 ◎上下水道部長(塚本明宏) 私からは、議案第 103号、令和 4年度掛川市公共下水道事業会計補正予算(第 1号)につきまして、補足説明を申し上げます。  議案書の 113ページをお開きください。  第 1条は、大東浄化センターの電気及び水処理設備工事の債務負担行為について、期間の延長及び限度額を増額するものですが、その主な内容は、電気工事において、新たに機能増設工事が必要となったことによるもので、加えて、原油高による急激な物価の高騰により、事業費が増額となりました。また、コロナ禍により半導体、工事鋼材等が入手困難となり、機械、電気設備工事等の製作に大幅な遅れが生じたことにより、併せて、工期の延長も必要になったことによるものです。  以上、議案第 103号の補足説明とさせていただきます。よろしく御審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(松本均) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  本12件の議案に対する質疑は、 9月14日開催の本会議で行います。  会議の途中でありますが、ここで休憩としたいと思います。                 午後 0時06分 休憩                 午後 1時00分 開議 ○議長(松本均) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 議案第 105号 ○議長(松本均) 日程第 6、議案第 105号を議題とします。  本件に関し、これから委員長の報告を求めます。  総務委員会、寺田幸弘委員長、御登壇ください。                〔寺田幸弘総務委員長 登壇〕 ◎総務委員長(寺田幸弘) ただいま議長より報告を求められました議案第 105号、千浜地区盛土 2工区工事請負契約の締結について、その審査の概要と結果を御報告申し上げます。  当委員会は本日、午前10時48分から全員協議会室におきまして、全委員出席の下、開会いたしました。  当局説明の後、質疑を求めたところ、委員より、入札 5社の内訳について質疑があり、当局より、若杉・戸塚特定建設工事共同企業体、大浜中村・東豊特定建設工事共同企業体、榑林・金原特定建設工事共同企業体、藤本・川島特定建設工事共同企業体、松下・掛土特定建設工事共同企業体であるとの答弁がありました。  委員より、契約金額の中に、土及び運搬費が含まれているのかとの質疑があり、当局より、土、運搬費共に掛川市の負担はないとの答弁がありました。  以上で質疑を終結し、委員間討議を求めたところ、討議なく、討論を求めたところ、討論なく、採決の結果、議案第 105号、千浜地区盛土 2工区工事請負契約の締結については、全会一致にて、可決すべきものと決定しました。  以上、総務委員会委員長報告といたします。 ○議長(松本均) 以上で、委員長の報告は終わりました。  これから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  これから討論に入りますが、討論の通告はありませんので、討論なしと認め、これをもって討論を終結します。  これから採決に入ります。  本件に対する委員長の報告は可決すべきとするものであります。  本件は委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。 △日程第7 報告第 5号及び報告第 6号 ○議長(松本均) 日程第 7、報告第 5号及び報告第 6号を一括議題とします。  提出者から、提案理由の説明を求めます。久保田市長。                 〔久保田崇市長 登壇〕 ◎市長(久保田崇) ただいま上程されました報告第 5号及び報告第 6号の 2件について、一括して御説明申し上げます。  まず、報告第 5号、健全化判断比率の報告については、市の財政状況の健全化を判断する 4つの比率について、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第 3条第 1項の規定により、監査委員の意見を付して報告するものでございます。  次に、報告第 6号、資金不足比率の報告については、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第 1項の規定により、大坂・土方工業用地整備事業特別会計、掛川市水道事業会計、掛川市簡易水道事業会計、掛川市公共下水道事業会計、掛川市農業集落排水事業会計、掛川市浄化槽市町村設置推進事業会計の決算に基づく資金不足比率を、監査委員の意見を付して報告するものでございます。  以上、 2件について、一括して御報告申し上げました。  以上です。 ○議長(松本均) 以上で、説明は終わりました。  これから質疑に入りますが、質疑の通告はありませんので、質疑なしと認め、これをもって質疑を終結します。  以上で、本 2件の報告は終わりました。  以上で、本日の日程全部を終了しました。  この際、お諮りします。  議事の都合により、 9月 1日から 9日までの 9日間は休会したいと思います。これに御異議ありませんか。                〔「異議なし」との声あり〕 ○議長(松本均) 御異議なしと認めます。  したがって、 9月 1日から 9日までの 9日間は休会とすることに決定しました。  来る 9月12日は午前 9時から本会議を開き、一般質問を行います。  本日は、これにて散会します。                 午後 1時06分 散会...